interview
そこに新しい学びがある。
- 京都の老舗洋菓子ブランド「一善や」のリブランディングが今の私の職務
- カフェチェーンからの転職、苦い経験を経て、企画・マーケティングの分野へ
- 身につけたノウハウで「スイーツのリーディングカンパニー」を本気でめざす
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知る人ぞ知る、京都の人気洋菓子ブランドを担当
京都の洋菓子ブランド「一善や」の事業拡大が、今の私のミッションです。一善やは、干し柿と胡桃と無花果のチョコレートミルフィーユをメイン商材にもつ、洋菓子店でありながらも和の心を大切にする老舗。2022年に当社が事業を継承し、そこから私が経営体制の見直しとブランドの再構築、さらなる販路拡大を担っています。一善やがこれまでに築いてきたブランドイメージに、当社のノウハウとリソースを融合させ、新たな事業の柱に成長させたい。ECサイトや卸販売を通して「お取り寄せ商品の最高峰ブランド」に育てていきたい。そんな夢を抱きながら京都で悪戦苦闘しています。毎日、課題が見つかり、そのたびに学びと発見がある、刺激的な日々。私を含めて10人ほどのスタッフしかいませんが、受注・梱包・出荷業務にはじまり、新たなシステムの導入・営業先への訪問・新商品開発・クリエイティブ制作まで幅広い業務に携わっています。
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コロナ禍での、答えのない事業展開の難しさを経験
カフェチェーンでエリアマネージャーを経験した私は、さらなるキャリアアップをめざして2018年に転職。入社後すぐに、きな粉スイーツカフェ「吉祥菓寮」ブランドの運営に携わりました。そして2019年、京都での多店舗展開や東京進出など、まさにこれから全国へ広げようとした矢先、新型コロナウイルスの蔓延による社会不安に直面。営業を続けるか、新規出店はどうするか。何が正解かわからない、誰も答えを知らない。平常時とは異なる環境下での事業戦略の難しさを学びました。
こうした大きな経験を活かして企画・マーケティングの分野へ進もうと、2021年にキャリアプランを申請。初めての分野への挑戦でしたが、会社のサポートを活用しつつ、自主勉強と実践を繰り返し、ブランドマネージャーの資格も取り、今こうして一善やのブランド担当となりました。 -
環境を変えることが、自分のいちばんの成長になる
異業種からの転職、カフェブランドの運営、事業継承、ECサイトの運営。これまでに多くの経験をしてきて思うのは、勇気を出して自分の環境を変えれば、それがいちばんの成長になるということです。新しい場所には、新しい学びがあります。あとは自分がやるか、やらないか。そういう点からしても、キャリアパス制度やジョブローテーション制度など、自社内に環境を変えられる仕組みがあり、サポート体制も整っているというのは、自己成長を促してくれる大きな助けになるでしょう。私自身については、スイーツに特化したオンライン販売の運営ノウハウや市場のマーケティング分析を突き詰めていきたいです。オンライン販売は、実店舗販売がメインの当社にとってはこれから必須となる領域。オンラインと実店舗の両軸で、海外市場を視野に入れた「スイーツのリーディングカンパニー」を本気でめざしたいと考えています。
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