SPECIAL
CROSS TALK
若手社員が見たDAY TO LIFEと自分の今と未来
2023年4月。DAY TO LIFEアキバオフィスに、入社2年目から8年目の若手社員6名が集まりました。普段は別々の地域で勤務しているため、あまり顔を合わすことのないメンバー。今回は「座談会」という特別な機会に、それぞれの日々の業務や自分の成長、これからのキャリアについて約2時間にわたりじっくりと話し合いました。
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杉井 正義MASAYOSHI SUGIIRC営業部
アシスタントマネージャー2016年入社 -
小林 夏海NATSUMI KOBAYASHIRC営業部
アシスタントマネージャー候補2018年入社 -
磯野 夏綺NATSUKI ISONORC営業部
アシスタントマネージャー2018年入社 -
青柳 拓弥TAKUYA AOYAGIRC営業部 店長
アシスタントマネージャー候補2018年入社 -
高本 直軌NAOKI TAKAMOTORC営業部 店長
※現在ジョブローテーション制度にて営業推進部に配属2021年入社 -
山崎 佑奈YUNA YAMAZAKIRC営業部 店長
※現在ジョブローテーション制度にて商品企画部に配属2022年入社
入社理由について
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高本
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2021年度入社の高本です。僕は一昨年までブライダル業界で働いていましたが、接客の面白さとテイクアウト業界の将来性に魅力を感じてこの会社に転職しました。この会社は僕のような転職組も新卒組も分け隔てなく受け入れてくれる印象がありますが、みなさんが入社された理由は何ですか?
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青柳
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小さな頃から実家の近くにビアードパパがあり、立ち寄るたびに楽しそうに働くスタッフを見ていました。就職を考えるとき私もこんな雰囲気の良いお店をもちたい、イキイキと働くスタッフを育てたいと思ったのがきっかけです。入社はコロナ禍になる前の2018年です。
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磯野
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私も2018年度の新卒入社です。私は「人の人生を幸せにする!」を軸に、初めは高本さんと同じようにブライダル業界を志望して就職活動を進めていました。そんな時にたまたま食べたビアードパパのシュークリーム。そのシュークリームはとてもおいしく、そこでふと気づいたんです。シュークリームは生活必需品ではないけれども、食べた人を幸せにし、「明日もがんばろう」と思える。そんな食べものを提供できる仕事も素敵だなと思い、この会社に入りました。
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小林
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私も2018年度に新卒で入社しました。私の場合は学生時代に和菓子屋さんでアルバイトをしていた経験もあり、スイーツ関連の会社を探していました。そのなかで、現場で働くスタッフの雰囲気がいちばん良かったのがビアードパパだったので、もうここしかないと思って入りました。
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杉井
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製菓学校でいろんなスイーツの製造方法を学びましたが、なかでもシュークリーム作りがもっとも得意でした。そのため就職活動では必然的にシュークリーム専門店のビアードパパが頭に浮かびましたし、独立のノウハウも学べるということで、この会社に決めました。もう7、8年も前のことです。笑
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山崎
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私は2022年度の新卒入社です。大学のカリキュラムにビジネスプロジェクト講座があり、そのテーマが「ビアードパパを1年で100店舗増やすために、どんな施策を考えますか?」でした。その講座で実際の社員さんたちに会い、自分の仕事に誇りをもって取り組んでいる姿を見て、私も同じように自信をもって働けたらと思い入社しました。

仕事の喜びについて
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磯野
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2023年2月のことですが、大学卒業を期にアルバイトも卒業となるスタッフが最後の挨拶に来てくれまして。「磯野さんが店長だったので、こうして4年間も楽しく続けられました」と花束をくれました。私はその出来事がとても嬉しかったのですが、みなさんが日々の業務のなかで喜び、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
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杉井
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私も磯野さんと同じですね。やはりスタッフに感謝されたり、スタッフの成長を感じると嬉しいです。アシスタントマネージャーとして人材育成に関わるなかで、新入社員が少しずつ現場に慣れて、できることも増えて、店長にステップアップしていく様子を間近で見られるのは親心と同じような感覚でしょうか、本当に嬉しく思います。時には厳しい指導もしますが、それが彼や彼女たちのためになっていればいいなと。実は小林さんが新入社員のときに店長として直接指導したのが私なんです。
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小林
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確かに厳しい言葉もいただきましたけど、杉井さんは年齢も近くて親しみやすい性格なので、今でも良き相談相手というか何でも言えるような存在で、とても感謝しています。お世辞ではなく。笑
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高本
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僕はまだ入社2年目なので、自分自身の成長を感じられるのが嬉しいです。「日本でいちばんひとが育つ会社。」の通り、なりたい自分に向かって経験を積んで、資格なども取って、そしてそれがしっかりと待遇にも反映されているので、本当にやりがいを感じます。単に店舗売上の大小ではなく、きちんと個人の努力や成長を見てくれているところがモチベーションにつながりますね。
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山崎
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私は2023年3月、入社から11ヶ月で店長になれまして。
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一同
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おおー、おめでとう!!
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山崎
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ありがとうございます。もちろん店長にステップアップできたのは嬉しかったですし、高本さんの言うとおり凄くやる気が出ました。ただ、これまででいちばん嬉しかったエピソードとしては、一緒に働くアルバイトさんたちが「私たちの行動が山崎さんの評価につながるなら、これからもっとがんばります!」と言ってくれたことがあって。もう、涙が出そうになりました。
でも、少し悩んでいることもあって…。私が入社1年目で、アルバイトの学生さんたちとも年齢が近いためにお店の雰囲気は良いのですが、どうしても友達感覚というか本当に必要なときに強い指導ができなくて。みなさんはスタッフにどういう接し方をされていますか?
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青柳
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それでいうと、特に強い指導をする必要もないんじゃないですかね。きちんとその人に寄り添ってあげることがとても大切で。例えば「わからなかったら聞いてね」ではなく「やってみてどうだった?」「どこがわからなかった?」「じゃあ次はこれを一緒にやってみようか」というように、次のステップを示しながら寄り添ってあげればいいと思います。
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小林
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私が初めてお店に配属されたときも、私より年上の昔から働いているアルバイトさんが多く、信頼関係を築くのに苦労した経験があります。そこでまずは私自身が変わろうと思い、まだできていないことをノートに書き出して、それを一つずつ完璧にこなせるようにしました。まずは一人前になることに集中したんですね。すると周りも自然と敬意をもって接してくれるようになり、それ以降は円滑に店舗の運営ができるようになりました。
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杉井
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小林さんは数年で本当に成長したと思います。入社したときからずっと近くで見ているのでよくわかりますが、キャリアプランを申請してからが特にですね。吹っ切れたというか迷いがなくなった感じ。ちなみにみなさんは自分のどんなところに成長を感じますか?

自己成長について
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磯野
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私は入社4年目に初めて新店舗の立ち上げを経験しまして、それが大きな成長につながったと思います。店舗づくりからスタッフの面接やトレーニング、本部への提出物など、すべて私が担当したので一時は気持ちの面でも負担が大きかったですが、優先順位を決め、一つひとつ解決していくことで乗り切れました。この経験があるので今は大抵のことは大丈夫です。笑
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山崎
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入社当時は自分の意見を言ったり夢や目標を語ることが苦手でしたが、1年が経った今はお店のスタッフに仕事を教えたり、「これはこう思う」という意思表示がはっきりとできるようになった部分は成長を感じています。きっと少しだけ自分に自信がついたんだと思います。自分の立てた目標を一つひとつクリアできていることで。
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高本
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僕もそうですね。製造販売の業務をひと通り習得し店舗管理もできるようになって自信がつきました。また店長になってからは、お店の売上動向の分析や販売個数を伸ばすための工夫など、「オーナー意識」というのでしょうか、経営目線で視野が広がったことがいちばんの成長だと思います。
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青柳
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私は今、6店舗を管轄するなかで、それぞれのお店にどんな課題があって、どうすれば解決に導けるのか、今この瞬間にいちばん良いアドバイスは何か、を考えられるようになったことですかね。森も木も見られるようになったというか視野が広がったという点では先ほどの高本さんと似ているかもしれません。あらためて同期の2人(磯野・小林)に聞いてみたいのですが、毎日、大切にしていることって何ですか?

大切にしていることについて
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磯野
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私は「感謝の気持ち」です。当たり前ですが、自分一人ではお店の運営はできないので、周りのスタッフにいつも感謝の気持ちを忘れないようにしています。「助けてくれて当然」ではなく「ありがとう」をきちんと言葉にして伝える。そうすればみんなが気持ちよく働けます。そんな関係性が大切だと思っています。
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小林
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私も店舗での関係づくりは大切にしています。さらにはアルバイトさんにも仕事のやりがいを感じてもらえるような教え方というのでしょうか。私もアルバイト先での経験が今につながっているので、学生さんにも何か将来のきっかけになるような場所にしていけたらと思っています。具体的には単にマニュアルに沿って教えるだけでなく、なぜそうするのか、それによってお客さまはどう感じてくれるのかなど、その事象のバックグラウンドまで伝えています。
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青柳
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そうですね。私もスタッフが話しやすい雰囲気づくりを大切にしています。一人に話しかけていても、みんなに伝わるような身振りや視線に気を配ったり、別の人にも話を振ったりするなど、自然と会話が生まれるような環境にしています。
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杉井
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やはり店長のみなさんは、人間関係や雰囲気づくりをとても大切にしており、それがお店の活気やスタッフの笑顔につながっているみたいですね。スタッフ同士の仲が良くて信頼関係ができていると、長い期間そのお店で働いてくれますし、冒頭の入社理由にもあったとおり、イキイキと働くスタッフに憧れて入ってきてくれる新入社員もいますからね。良いサイクルができている気がします。

キャリアプランについて
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山崎
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私は大学で学んだとおり、新しいスイーツの開発に興味があるため、ジョブローテーション制度を利用し、ゆくゆくは新業態や新規事業に関われる部署に行きたいです。そのために今は現場で店長として一人前になれるようにがんばっています。
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高本
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僕もジョブローテーション制度を活用して新業態開発に関わりたいと思っています。営業企画部に異動し新しいスイーツ店を立ち上げ、誰もが知っているようなブランドに育てるのが夢です。将来、自分の子どもができたときに「このお店はお父さんがつくったんだよ」なんてことが言えたら最高です。
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青柳
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私の場合は、今はまだアシスタントマネージャーをめざしていますが、5年以内にマネージャーになり、ゆくゆくは人事部で人材育成に携わりたいと考えています。できれば同期のなかでいちばん早くステップアップしていけるような、それくらいの気持ちでがんばりたいです。
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磯野
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みなさん、明確なキャリアプランがあってすごいですね。私の場合は、じつはまだ「これ!」というものがないのですが、「人を育てるのが好きなら、その範囲をもう少し増やしてみない?」と上司からアドバイスをいただいて、それでマネジメントに興味を持ち始めたところです。あと、この会社は女性社員の人数に比べて、女性マネージャーがまだまだ多くはないため、私がその見本というか、後輩たちに「磯野さんのようになりたいな」と思ってもらえる存在になれたらと。キャリアもプライベートも両立できるってことを私が証明したいです。
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杉井
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磯野さん、ちゃんとした目標があるじゃないですか。素晴らしいと思います。私もアシスタントマネージャーから正式なマネージャーにステップアップしたいと考えて、勤続7年目にして初めてキャリアプランを申請しました。私が入社した頃は、今のような制度や手厚いサポートもなかったので、最近の新入社員が少しだけうらやましいです。私の場合は漠然とした将来像しかありませんでしたが、山崎さんや高本さんのように、入社してすぐに、というか入社前から明確な夢を掲げて、それを実現するために取り組めるというのは、やはり大きなアドバンテージではないでしょうか。会社のこれからが楽しみですね。10年後この会社はどうなっているでしょうね?

会社の10年後について
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高本
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きっと、ビアードパパのお店はますます増えていると思います。一方で、効率化や機械化が進んで、今とは違う製造販売のカタチになっているかもしれないですね。そういう新しい手法やアイデアを僕が考えられたらと思っています。あとは、先ほど言ったとおり、自分の子どもに自慢できるような新しいブランドを10年後には立ち上げていたいです。
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青柳
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確かに時代の流れを考えれば、すべてロボットが作業するような無人店舗ができてもおかしくはないですよね。実際に無人の飲食店や販売店なども増えているので。
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磯野
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そうですね。でも一方で、人間にしかできない心遣いやおもてなしであったり、欲しい商品を一緒に選んで差し上げたりというホスピタリティの部分も大事にしているのが当社なので両軸で成長していきたいですね。
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杉井
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市場規模や競合会社を考えると私は少しだけ危機感もあります。現在も新業態や新規事業の開発に取り組んでいますが、やはりビアードパパ以外の強いブランドがもう一つ必要になるだろうと。まあ、それは高本さんが立ち上げてくれるということなので頼もしい限りですが。みなさんは10年後を見据えたときに危機感が強いですか、それとも期待感のほうが大きいですか?
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一同
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期待感です!!
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磯野
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「日本でいちばんひとが育つ会社。」を掲げて、それに向かって会社も大きく変わっています。ですから、もっともっとこの会社を良くしたい、素晴らしいブランドをつくりたいという人も、これからさらに増えていくはず。そうすれば、必ず今より良い方向に進んでいくと思います。伸び代しかないですね。笑
